「冴えない彼女の育てかた ~最終回~」 にわか読者が感想を述べる

冴えない彼女の育てかた(さえないヒロインのそだてかた)は、

丸戸 史明(まると ふみあき)氏によるライトノベルで、

富士見ファンタジア文庫から発売されている作品です。

イラストは深崎暮人(みさき くれひと)氏。

ついに、ラノベ最終巻でフィナーレとなりました。

私が、冴えカノを知ったきっかけは、アニメです。

dアニメストアに加入していて、たまたま、何の予備知識も無く動画1話目を視聴しました。

はい!

はっきり言って自分、ガチのにわかです。

しかし、にわかでけっこう。

純粋な気持ちで視た。

だからこそ純粋にはまった。

うん。

面白くて、甘酸っぱくて、歯がゆくて。

ぶっ通しで全話視ちゃいました。

さらに、

はい!

ラノベにも手を出しました!

だって続き知りたいやん!

はい!

やっぱり何と言っても!

加藤恵

加藤のことしか考えられない!

みんなそうでしょ。

それがサイレントマジョリティーでしょ。

澤村・スペンサー・英梨々

うん。

ありえへん!

霞ヶ丘詩羽先輩

うん。

絶対ありえへん!

加藤恵

はい!

ありえ過ぎる!

若干ネタバレ含みますが、

私が一番好きなシーンは、

アニメ序盤のショッピングモールデートのところ。

加藤は目立たないけどまあまあかわいい女子高生という立ち位置。

しかしそれは、あくまでもキャラとしての話しで、

あの1番手でも2番手でもなく、

サブキャラのようなふわっとした存在の序盤加藤は、

めちゃくちゃ、リアル女子そのものなんですよ。

この時点で安芸 倫也と加藤は恋人でもなんでもないんですが、

でもこれ野郎としては、

こんなデートとか、絶対全力尽くすにきまってるやんっていう。

あるでしょそういうの。

女の子と二人でどっか遊び行ったりするじゃないっすか。

恋人じゃないけども、これからどうなるかっていう段階のやつ。

その時の切ないワクワク感みたいなのあるじゃないっすか。

はいそれ!

その感覚が心を埋め尽くすんです。

そこからのストーリーは、倫也が自分の恋愛感情を美少女ゲーム制作に落とし込む形で表現するんですが、

まあ、私にわかなんで、

美少女ゲーム制作とかよく分からんのですよ。

というか、

そんなのおまけみたいな感じにとらえてます。

コミケに向けてゲームを制作するとか楽しいか?

みたいな感じです。

モノ造り青春ものとしての魅力は感じてないんですよ。

ようは、単純に恋愛ドラマだと。

単純な恋愛ドラマなんだけど何が良かったかっていうと、

最近のこれ系作品の流れとは、アプローチが逆なところなんです。

最近のこれ系作品の流れって、

メインヒロインは英梨々か詩羽みたいなキャラですよね。

そんでもってプロトタイプ的な主人公が強めキャラの女の子にモテまくるみたいな。

でも冴えカノは、

安芸 倫也のキャラが割と濃くて、

加藤恵という普通の女の子のヒロインがいる。

加藤は普通にオタクにも興味ない。

そりゃあもうオタクと一般人の距離と言ったら、地球3周分はあるでしょう。

そんなんが絡んでも、無理やり感出て、だいたいダダ滑りして終了するんですよ。

難しいっすよこのパターン。

しかし冴えカノは、

加藤のポジションが間違いなくもう良くて。

サッカーでいえばボランチ。

一般人サイドとヲタサイドの絶妙なキワキワのところを攻めてきて、

バランスとって玉虫色にしちゃってるところ。

だから私みたいなにわかが、ハマっていけるのかなとも思う。

キモヲタサイド色が濃いと、恋愛ドラマじゃなくなるんでね。

でも逆に、一般人サイドに立脚して実写化とかしちゃったら、

加藤の再現は難しい、まず不可能。

まあ間違いなく滑るでしょう。

それだけ加藤というキャラが良かった。

うーん、そういえば、

空気感は、ジブリ映画のキャラにも似ている気がする。

雫とかその辺。

ということで、

かなり特殊なヒロインでありながら、一人で絶妙なバランスをとれるヒロイン。

そんな加藤恵が私の心に深いカタルシスと甘酸っぱさの感情を久々にもたらしてくれましたよ。

はい。

最終回では、二人がどうなっちゃったのか。

ぜひ読んでみてください。